祝 創刊!
目次
- 氏子総会が開催 〜新年度へさらなる繋がり 期待〜
- 今も昔も願いは同じ 〜湯立神楽(ゆだてかぐら) 斎行〜
- 無病息災を祈願して 〜夏越の大祓(なごしおおはらえ) 執行〜
- 日本三躰・永谷天満宮 今後の行事予定 / 編集後記
無病息災を祈願して
夏越の大祓(なごしおおはらえ) 執行
一年のちょうど真ん中にあたる六月三十日、天満宮境内には大きな茅の輪が設置され、大祓が行われる。
夏越の大祓は、今年前半の半年間の穢れを清めて災厄を祓う神事で、この後の後半も無事に過ごせるようにと祈る行事。古来日本では、夏を迎えるこの時期、疫病が流行ることが多かったため、厄払いと無病息災のため、茅の輪くぐりが執り行われるようになったと考えられている。
永谷天満宮の茅の輸は毎年氏子会が近隣の茅を調達して手作りされている。昨年は上永谷駅近くの自生した茅が使われた。天然の茅のため茅の輪づくりは大祓の直前に一気に作られる。地元の方々が和やかに茅の輪を組む姿はとても微笑ましい。今年の茅の輪づくりは六月二五日八時半より(日・雨天予報時は前日)となっており、一般のボランティア参加も募集している。夏越の大祓式典は十六時より。当日は一般参列可能。